肩甲骨を胸郭上にロックすることで大きなエネルギーが生まれる
こんにちは。
理学療法士・スポーツ動作改善トレーナーの室田です。
今回は自分の筋力以上に大きなエネルギーを出力する方法についてお話します。
❏出力するのは身体の前面
スポーツ動作において重要なことは身体の前面で動作を行うことです。
物を押す時に手の位置が前にあると力強く押せますが、手の位置が身体よりも後ろにあると押す力も弱くなってしまいます。
奥にいる方は身体の前面で出力できていますが、手前にいる方は後面で出力しています。
前で出力できると胸筋や腹筋、前鋸筋を使って強く押すことができますが、後ろで出力すると背筋優位に押してしまうのです。
前鋸筋↓
なぜ、背筋優位に押すことが良くないのかを説明します。
❏肩甲骨を胸郭上にロックすることで大きな力が生まれる
前鋸筋を使うことで肩甲骨を胸郭上に固定することで肩甲骨と胸郭が一つの「剛体」となり、筋力以上に大きな出力を得ることができます。
前鋸筋を使うためには、身体よりも手が前面の状態で動作を行う必要があります。
投球動作のトップで比較してみましょう。
身体の後面で動作を行い、背筋を優位に使ってしまうテークバックがこちら↓
身体の前面で動作を行うことができるテークバックはこちら↓
多くの選手の動作改善指導を行ってきましたが、背筋を優位に使っている選手がたくさんいます。
これは、
「腕のしなりが大事」
「しっかり胸を張れ」
などと誤った指導をしてしまっている方がいるからかもしれません。
以前のブロクでもお話しさせていただいたように腕のしなりは自然とできるものなのです。
しかし、いきなり身体の前面で動作をしようとおもっても中々難しく感じる方も多いと思います。
それを行うには「コツ」があります。
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