肩がこる原因は肩にはなかった?
こんにちは。
パフォーマンストレーナーの室田です。
最近首の痛みや肩こりでお悩みのお客様がよく来られます。
そういった方の原因は、肩や首にあることはほとんどありません!
「肩がこるから」といってそこを揉んだり、押したり、無理にストレッチしたりしていませんか?
それを行うとかえって筋組織を傷つけてしまい慢性的になってしまうこともあります。
❑肩がこる理由は?
先程も述べたように肩が凝る理由は多くの場合、肩にありません。
姿勢であったり上肢の使い方であったり個人によって様々です。
姿勢を例にすると、猫背や反り腰の人は背骨のアライメントが崩れるので頭の位置も悪くなり、それを首や肩の筋肉で支えるため痛みが出現します。
頭の重さはスイカ一個分の重さがあると言われているのでそれを筋肉で支え続けるとなると大変ですよね。
しかし、姿勢に関する問題は人それぞれですので、気になる方はぜひ一度身体メンテナンスを受けてみて下さい!
❑肩こりの原因は上肢の使い方にもある
肩こりがある方のほとんどができない動きがこちらです!!
イチロー選手やジョコビッチ選手やのように後ろに腕をあげる動きです。
「いや、これぐらいできるよ!」って思うかもしれませんがただ腕を後ろにやればいいというわけではありません。
ポイントは鎖骨や肩甲骨を動かさずに腕をまっすぐ後ろにあげることです。
そうすると、手の位置が先程より上にあがりにくくなると思います。
ほとんどの方は肩甲骨が背中側に寄ってしまったり、上にあがってしまいます。
もしくは手が真後ろに回らず、外に開いてしまいます。
❑手を後ろにあげれない理由
脇にある筋肉が固くなると後ろに手をあげにくくなります。
脇の動きが悪くなると肩甲骨の動きまで制限されてしまうので、首・肩こりになります。
ぜひ、脇の筋肉を緩めてみてください!