患者様は触られただけでその人が本物のセラピストかどうか分かる
こんにちは。
スポーツ動作改善・身体改善指導者の室田です。
今回は、施術者向けの記事となります。
❏触られただけでその人が本物セラピストかどうか分かる
美容院に行った際に、頭部・肩などのマッサージをしてもらいました。
髪を切った後にマッサージをするのはその店の決まり事なのでしょう。
以前も一度行ったことのある美容院だったので今回も決まり事だから仕方なくマッサージをするのだろうな。と思っていました。
ちなみに以前は、ただ頭を触られて、肩をトントンされるだけでした(笑)
「そしたら始めていきますね」
と言われてどんな触り方をするのだろうと思って楽しみにしていました(笑)
まずは頭頂部に手を当て頭皮を牽引するようにしてマッサージをされました。
心の中で「頭皮を狙ってるなー」と感じてました(笑)
次に手の位置は変えず、力の伝え方を変えることで首まで牽引されました。
「おー、今度は同じ手の位置から首まで攻めてきたか!」(笑)
その後、いつものように肩を適当にトントンされるのかと思って待っていました。
しかし、その方のトントンは只者ではありませんでした。笑
どのように素晴らしいかというと、肩を叩くことで腰・臀部まで振動が伝わるようにしてくださいました。
普通、肩を叩くことで腰・臀部まで振動を入れようとしたらたいていの方が強く叩くと思います。
その方は適度な力の「加減」と「伝え方」がわかっており、また、肩だけを狙ってトントンしているわけではないんだろうなと思いました。
おかげで肩と腰のラインがうまく繋がりました。笑
また、美容師の方がよくされているこのトントンの仕方!
うまく振動が伝わるようにできてますね!笑
話は戻りまして、 施術を受ける側は相手がどこを狙ってるのか感じ取ることができます。
つまり、患者さんはその人が本物のセラピストなのかどうかは知識がなくてもなんとなくわかってるかもしれないですね。
❏どこから触っても治すことができる
例えば、左足部の動きがあまりよくない方がいらっしゃるとします。
多くの方は左足部やその周囲にアプローチをするでしょう。
しかし、左足部にアプローチしなくても治すことができるのです。
頭部・右手・右足など様々な部分からアプローチをして左足部を治すことだって可能です。
❏どうしたらその方法を習得できるの?
まず、大事になるのは施術者の「手」です。
目で見なくても手から相手の情報を感じ取ることができます。
そのための絶対条件は、「手の力が抜けている」ことです。
手に力が入っていると相手の情報を受け取ることができません。
次に、「圧のかけ方」です。
アプローチしたい場所との距離や深さによって圧のかけ方を変え、狙ったところを治療します。
おおまかにいうとこんな感じですが、まだまだ条件はあります。 知りたい方はぜひ、直接ご連絡いただくか、セミナーに来てください(笑)
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