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読むだけでパフォーマンスが上がるブログ

一味違う身体の世界へようこそ

胸を張ると地に足が着かなくなる

 

こんにちは。

 

理学療法士・身体専門トレーナーの室田です。

 

今回は精神状態を表す際に使用する「胸を張って生きる」「地に足を着ける」という2つの言葉について解剖学・運動学的視点から考えてみたいと思います。

 

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アイアンマンで知られるロバートダウニーJrは胸を張ることができ、 地に足もしっかり着いています(笑)

 

❏胸を張るとエネルギーが抜ける

 

「胸を張って生きなさい!」という言葉は、落ち込んで背中が丸まっている人にかける言葉です。

 

これを言われて胸を張ったところでその人の心が晴れるとは限りません。

 

仮に心が晴れたとしても、胸をずっと張り続けるのは大変なので長続きしないでしょう。

 

では、なぜ長続きしないのでしょうか。

 

それは胸を張る動作自体が不自然な動きであり、エネルギーロスだからです。

 

胸を張ろうとすると腰を反ってしまうためエネルギーが背中側に流れてしまいます。

 

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背中側にエネルギーが引っ張られると足も浮く方向に動いてしまい、地に足が着いた感覚もなくなります。

 

 

❏胸は張るものではなく「張られる」もの

 

胸を張ろうとすると背中側にエネルギーが抜けてしまうと述べました。

 

しかし、何かに成功している人や堂々としている人は胸が張っているように見えます。

 

そういった人は胸を張っていても背中側にエネルギーが抜けることはありません。

 

つまり、強がって胸を張ってしまっている人は、実は相手にはバレバレということになります(笑)

 

何かに成功している人は、胸を張ろうとしているのではなく、自然と張っているように見えるのです!

 

 

❏最も良い体の状態は「胸は自然と張り、地に足が着いた状態」

 

「胸は自然と張り、地に足が着いた状態」を作るのが理想です。

 

この姿勢は堂々と見える上に、地に足が着いていることで浮ついた様子がありません。

 

まさに身体にとって最も良い状態です。

 

この姿勢を作り出してくれる優秀な筋肉があります。

 

それが、「腹横筋」です!

 

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引用:http://therapistcircle.jp/hukuoukin/

 

なぜ腹横筋が「胸は自然と張られ、地に足が着いた状態」を作ることができるのでしょうか?

 

細かく解説します。

 

 

❏腹横筋はコルセットと同じ

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筋肉の走行を見ていただくとわかるように腹横筋はコルセットと同じ走行で付着しています。

 

腹横筋は腹腔内圧を上げる作用があり、コルセットを巻いた時のように姿勢が自然に伸びた状態を作ることができます。

 

姿勢が自然と伸びると胸も自然と張ったように見えるのです。

 

 

❏腹横筋は骨盤にも付着している

 

先程の画像を拡大すると、腹横筋が骨盤にも付着していることがわかります。

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このことから、腹横筋が収縮すると腹圧が高まる上に骨盤内の圧も高まるという事になります。

 

また、腹横筋は骨盤底筋と筋膜で繋がっています。

 

骨盤底筋が収縮するとさらに骨盤内の圧が高まります。

 

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引用:http://stretchpole-blog.com/incontinence-kegel-muscle-852

 

骨盤内の圧が高まることで、下半身が安定し、地に足が着いた感覚が出ます。

 

  

❏まとめ

 

今回は、身体にとって最も理想とする姿勢を作るために重要な「腹横筋」についてお話しました。

 

もちろん腹横筋だけでなく理想の姿勢を作る上で他にも重要な筋肉はいくつかあります。

 

知りたい方はぜひ一度セッション・動作指導を受けていただけたらと思います!

 

みなさんにこのブログを読んでいただき、「胸は自然と張り、地に足が着いた状態」を作ることで充実した毎日を過ごせればと思います!

 

 

❏お問い合わせ

 

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