第一肋骨の重要性
こんにちは。
スポーツ動作改善トレーナーの室田です。
今回はあまり目を向けることのない第1番目の肋骨の重要性についてお話します。
❏鎖骨に隠れた裏のヒーロー
胸郭上部では鎖骨などに目を向けがちかと思います。
しかし、半分ほどが鎖骨の後ろに隠れている第一肋骨は、人体においてとても重要な役割を果たしているのです。
❏第一肋骨とは
第一肋骨は文字通り肋骨の中でも第1番目にある骨です。
また、第一肋骨には「斜角筋群」や「前鋸筋」など、頸部の筋と体幹の筋の両方が付着しています。
・斜角筋群
・前鋸筋
つまり、上下から筋が付着していることになります。
❏第一肋骨は胸郭のレーダー
上記したように第一肋骨には頸部の筋と体幹の筋が付着しているため、
「胸郭の位置関係」
を把握するのに役立ちます。
つまり、第一肋骨に付着する斜角筋群や前鋸筋の筋紡錘が動きを感知することで胸郭の位置関係を把握しているのです。
頸部の筋や体幹の筋が癒着すると第一肋骨の動きが制限されます。
第一肋骨の動きが制限されると胸郭の位置関係が把握しづらくなり、パフォーマンスの低下に大きく影響します。
❏第一肋骨の緩め方
第一肋骨は鎖骨の位置で人によっては触診をしにくい人もいるかもしれませんが、
胸骨角(胸骨丙と胸骨体の間)の位置に第二肋骨が位置していますのでここから第一肋骨へと向かって上方へと触診していきます。
胸骨角・第二肋骨はこちら↓
触診することができたら軽い力で第一肋骨を動かします。
第一肋骨の動きは体幹・上肢の動きに大きく影響するので積極的に動きを出すと良いです!
❏首の筋肉を緩める
首の筋肉を緩めることで第一肋骨の動きがでます。
では、首の筋肉を緩める方法は?
ぜひ、セミナーに参加いただけたらと思います。
下記からお問い合わせくださいm(_ _)m
❏お問い合わせ