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一味違う身体の世界へようこそ

腕を振って投げるのは正しい。

こんにちは。

 

スポーツ動作改善・身体専門トレーナーの室田です。

 

本日は、投球動作時の腕の振り方について解説します。

 

 

体幹の動き方は2つある

 

まず、腕の使い方の前に体幹の動かし方について説明します。

 

1つ目は、体幹が自ら動くことで末梢(手先)が動かされる方法です。

 

2つ目は、末梢(手先)が動くことにより体幹が受動的に動かされる方法です。

 

 

 

❏滑らかな体幹の動きを作るなら、末梢(手先)から動くべき

 

よく現場では「肩甲骨を動かしなさい」などと言われます。

 

しかし、肩甲骨は胸郭面上に浮いている骨なので、上腕骨が動くことで受動的に動かされる仕組みになっています。

 

もし、肩甲骨を主導で動かそうとすると、肩甲骨周囲の筋が過剰に収縮し、肩甲骨は胸郭上で過剰に固定されてしまいます。

 

胸郭上で固定された肩甲骨は、体幹の滑らかな動きを阻害します。

 

 

❏リリースポイントを正確に合わせる

 

投球において重要なのは、ボールをどの位置でリリースする(離す)かです。

 

リリースの位置を正確に合わせる際に、体幹から動かして指先のポイントを合わせるより、

 

「指先→手→前腕→上腕→肩甲骨→体幹 と逆算して考えた方が、

 

リリースポイントを合わせるのに正確性が高いのは末梢から動く方法だということがわかると思います。

 

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❏末梢から動かすにはどうしたらいいの?

 

末梢から動作を作る方法は簡単です。

 

ボールやグローブの「重み」を感じれば良いのです。

 

例えば、肩甲骨周囲に力が入っているとボールやグローブの「重み」は感じにくくなります。

 

「重み」を感じようとしたら自然に無駄な力が抜けます。

 

巨人の杉内投手は、「ボールは落としちゃいそうなぐらい軽く握る」と言っています。

 

 

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右手も左手も末梢から動いているのがよくわかります。

 

大谷投手は両腕の脱力が素晴らしいですね。

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もちろん腕の重みを感じただけでは難しいです!

 

末梢からの動かし方にはコツがあるので知りたい方はぜひ指導を受けてください!

 

ダルビッシュ投手は腕を振る

 

ダルビッシュ投手の投球フォームを見ると、腕が振られるというより「振っている」ことがわかります。

 

https://www.youtube.com/watch?v=uik7JkoX4LM

 

 

体幹には柔軟性が求められる

 

以上のことから体幹には柔軟性が求められます。 末梢の動きに体幹がゴムのように引っ張られることで鋭い回転が生じます。

 

 

❏腕を振って投げて怪我の心配はないの?

 

トップの位置、ゼロポジションさえしっかり作れていれば腕を振って投げても怪我のリスクはありません。

 

ゼロポジションとは、肩関節に最も外力がかからない上腕骨と肩甲骨の適正な位置関係のことを言います。

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トップ・ゼロポジションまでの動かし方は末梢の動きで作るようにしましょう。

 

 

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