球速を上げるカギは「大腰筋」
こんにちは。
スポーツ動作改善・身体専門トレーナーの室田です。
今回は、球速を上げる鍵となる「大腰筋」についてです。
❏大腰筋とは
大腰筋は、12番目の胸椎から4番目の腰椎から起始し、大腿骨の内側にある小転子と呼ばれる部分に付着します。
作用は、腰椎の前弯、股関節の屈曲です。
腰椎の前弯は、腰を反る動きのことです。
股関節の屈曲とは大腿を前方に持ち上げる動きです。
屈曲の反対は伸展といい、大腿を後方に持ち上げる動きになります。
❏「着地」側の大腰筋の役割について
着地足の大腰筋は、ステップ時にできるだけ「伸張」されることが求められます。
ステップ時に大腰筋が伸張されることで、筋の戻ろうとする張力が働き、その後の骨盤の回転が一気に行われます。
もちろん張力で戻ろうとするだけでなく、筋自体の収縮も必要なので、大腰筋には柔軟性に加え「強さ」が求められます。
これができることで球速アップに繋がります。
❏「軸足」側の大腰筋の役割について
軸足側の大腰筋にも「柔軟性」と「強さ」が求められます。
ステップ時に大腰筋の「柔軟性」と「強さ」が乏しいと上体を起こすことができなくなります。
上体を起こすことができないと背筋群が使えなくなるので、球速の大幅な低下やコントロールの悪化に繋がります。
❏どうしたらうまく「大腰筋」が使えるの?
ストレッチやドリル、筋力トレーニングなど、様々な方法があると思います。
私はどれをやってもいいと思います。
しかし、重要なのは「どこを起点に運動するか」です。
珍しく太字で赤色にしてみました(笑)
人間には、運動の起点があります。
それは、筋の付着部ではありません。
身体を自在に動かすための「コツ」があるのです。
そのコツを知りたい方は、ぜひ指導を受けてみてくだい!
確実に改善してみせます。
❏お問い合わせ
姿勢指導・スポーツ動作改善を受けたい方は、facebook・LINE・Twitterにて直接ご連絡ください。