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イチローとダルビッシュの筋トレの違い

 

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こんにちは。 スポーツ動作改善・身体専門トレーナーの室田です。

 

今回は、最近話題のイチロー選手とダルビッシュ選手の筋トレの違いについてです。

 

また、その筋トレをなぜ行うのかをお話します。

 

 

イチロー選手とダルビッシュ選手の筋トレの違い

 

イチロー選手は本来の人間のバランスを保ち、理想のタイミングで理想の動きを獲得するためのトレーニングです。

 

一方、ダルビッシュ選手はできるだけ筋力をつけ、基礎的なパワーを向上するトレーニングです。

 

簡単にいうと二人の違いはこのような感じでしょうか。

 

 

イチロー選手のトレーニング

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イチロー選手のトレーニングは「初動負荷トレーニング」という方法です。

 

初動負荷トレーニングとは、その名の通り「動作のはじめ」に負荷をかける方法です。

 

この方法は、筋肉と神経反射が本来持つ「弛緩→伸張→短縮」という自然のリズムを呼び起こします。

 

これにより「柔軟性」と「瞬発性」が向上し、自分の理想通りの動きが実現できます。

 

 

ダルビッシュ選手のトレーニング

 

 

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ダルビッシュ選手は筋力トレーニングについてこのように話しています。

 

「僕の場合は筋出力がもともと高いわけではない。筋出力というのは、瞬発力を出すときに使う速筋というのが多い方が出るんだけど、僕は持久力に生かされる遅筋という筋肉が多い体質。」

 

「ある程度、生まれながらにして決まってるから、僕の場合、そこを上げる練習をするより(全体の)筋量を増やしていかないと。だから、こういう体になってしまう(笑)」

 

ダルビッシュ選手は筋出力を上げるより全体の筋量を増やしてパフォーマンスにつなげているようです。

 

 

❏なぜ二人の選手で大きな違いがあるのか

 

ダルビッシュ選手が話しているように、人間は速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の割合に個人差があります。

 

これによりトレーニング方法が変わってきます。

 

しかし、それだけではないと思います。

 

ダルビッシュ選手は、投手なので自分のタイミングでボールを投げることができます。

 

つまり、全体の筋量が多くても筋出力のタイミングをコントロールすることができるということになります。

 

一方イチロー選手は打者なので投手にタイミングを合わせながらバットを正しい軌道で振ることが求められます。

 

これを実現するには、自分の身体を理想通りのタイミングで動かせる必要があります。

 

そのため、イチロー選手は身体本来のバランスを保ち、筋出力をコントロールしてタイミングを合わせています。

 

 

❏投手と打者で筋トレは分けるべき?

 

これまで、投手と打者での筋出力の違いを説明しました。

 

しかし、投手であっても打者であってもどちらのトレーニングも必要だと考えます。

 

筋出力のタイミングも筋力もどちらかに偏ることはよくありません。

 

より打者のほうが筋出力を発揮するタイミングが求められるだけで、投手も打者も自分の身体を理想通りに動かせることが最も重要です。

 

 

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