グローブ側の腕のエネルギーを逃さない方法
こんにちは。
理学療法士・スポーツ動作改善トレーナーの室田です。
今回は、グローブ側の腕の使い方についてお話します。
❏身体がなぜ開くのか、壁(タメ)ができないのか。
「身体が開くのが早い」
「壁(タメ)ができていない」
という言葉は野球を経験された方なら一度は耳にしたことがあると思います。
開くのが早いのも壁ができないのも
「手→前腕→肩関節→肩甲骨」
の連動ができていない場合がほとんどです。
この4つの部位のうちどれか一つでも違う方向に動いてしまうと身体が開き、壁ができなくなってしまうのです。
❏連動性を出す
連動する一部分をご紹介します。
「前腕の回内」と「肩関節の内旋」です。
今まで多くの野球選手を指導させていただいた中で多かったのは、前腕の回内が乏しく、それにともなって肩の内旋も乏しくなることでした。
つまり、肩関節が外旋してしまうために身体の開きがはやくなっていました。
やっていただけるとお分かりいただけると思いますが、手のひらを上に向けるように肩を外旋すると胸が開いてしまいます。
この胸が開くタイミングが早くなると結果的に身体の開きも早くなり、スピードの低下やコントロールの悪化につながるのです。
❏グローブの先を下に向ける
グローブの先を下に向けるだけで先程の前腕と肩の連動は作れます。
まずは、グローブの先を下に向けるだけでも開きを抑えられると思うのでぜひやってみてください!
❏4つの関節の連動性を出すには?
先程述べた「手→前腕→肩関節→肩甲骨」の連動性を出すにはコツがあります。
今日ご紹介した前腕と肩の動きを変えるだけで良い変化は出せると思います。
しかし、それだけでは手から肩甲骨までは連動しません。笑
そのコツを知りたい方はぜひお問い合わせください!笑
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一流のサッカー選手は重心が高く見える
こんにちは。
理学療法士・スポーツ動作改善トレーナーの室田です。
今回は、サッカー選手の重心位置についてお話します。
❏一流のサッカー選手は上体の重心が高く見える
一流のサッカー選手が重心の位置が高いのは、決して重心を上げようとしているわけではありません。
前回のブログでもお話したようにコアの部分で身体を支えることができるため、肩周りは脱力できます。
前回のブログ↓
仮に重心を高くしようとすると腰椎は前弯してしまい、床反力などのエネルギーが背中側に抜けてしまいます。
大切なのは自然の力をうまく利用して大きいエネルギーを出すことです。
一流のサッカー選手は自然のエネルギーをもらえるからこそ重心の位置が高く見えるのです。
決して彼らは上げようとする意識はないと思います。
❏自然のエネルギーが使えることのメリットは他にも?
自然のエネルギーがもらえることができると、膝で体重を支えようとしなくなるため大腰筋が使えるようになります。
以前のブログでも紹介した「大腰筋が使える」とは、床反力などのエネルギーが使えた結果、勝手に使えるようになるのです。
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成功している人の共通点はコアが使えること
こんにちは。
理学療法士・スポーツ動作改善トレーナーの室田です。
前回のブログの続きになっているので読んでからだとより内容がわかりやすいかと思います。
❏コアが強い人=マッチョではない
前回のブログでもお話したようにコアがしっかりしていてもお腹に脂肪がついている人もいます。
実はテニスのフェデラー選手もその一人
若干ですがぽっこりお腹ですね(笑)
しかしテニス界では誰もが認めるトッププレイヤーです。
❏何かに成功できる人はコアが使えている
スポーツ界だけでなく何かに成功している人はコアが使えています。
コアが使えているとは前回のブログでもお話したように腹横筋などのインナーマッスルで姿勢を支えることができる人のことを言います。
とてもマッチョかと言えばそうではなく中のほうが締まっているのがわかります。
コアで姿勢を支えれているため肩周りが脱力しています。
この座り方はやってみるとわかりますが、案外難しいです。笑
コアを安定させ、股関節を求心位に引き込めることで背骨が丸まらずに座ることがポイントです。
このように何かに成功できる人は自然とコアが使えています。
また、コアが使えると一つのことではなくマルチに活躍できるようになります。
最近俳優やモデルが歌手デビューしていますが、そういった活躍ができるのもコアが使えているためと言えます。
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ただ太っている人と太っているけどかっこよく見える人
こんにちは。
理学療法士・スポーツ動作改善トレーナーの室田です。
突然ですが、「恰幅が良い」という言葉を耳にしたことがありますか?
恰幅が良いとは、胸幅などは標準的に近いが、お腹周りだけがぽっこり前に出ている体型のことを指します。
❏何かに成功している人は恰幅が良い
すごい事を成し遂げた人や何かに成功した人は恰幅が良い人が多いと思いませんか?
明らかに腹部に脂肪がついています。
しかし、なぜがかっこいい…笑
❏ただ太っている人と恰幅が良い人の違いは何か?
一見太っているがかっこよく見える人は、腹横筋などのコアの部分で姿勢を支えることができる人がほとんどです。
しかし、ただ太って見える人はコアの部分が崩れており、インナーマッスルが使えないため、姿勢が崩れています。
また、恰幅が良い人は、はじめにも述べたように胸幅は標準的です。
これは、コアの部分で背骨の配列を崩さずに支えることができるため、胸の部分に脂肪がつきにくくなります。
ただ太っている人は背骨の配列が崩れ、猫背になってしまうことで胸の部分にも脂肪がつきやすくなります。
では、なぜ恰幅が良い人もそうでない人も「腹部」には脂肪がついてしまうのでしょうか。
それは、人間の身体は腹部のみ骨や関節が存在しないためです。
つまり人間は誰もが共通して腹部に脂肪がつきやすいのです。
❏なぜ恰幅が良い人は成功できるのか?
ただ太っている人と恰幅が良い人の違いは、姿勢をコアの部分で支えることができ、背骨の配列を崩さずにいれるかどうかによって決まります。
では、なぜ恰幅が良い人は成功できるのでしょうか?
それは次回のお楽しみに!!笑
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仙骨が立つと声に重みが出る
こんにちは。
姿勢・動作改善トレーナーの室田です。
今回は「聞き手の心に響く声の出し方」についてお話します。
聞き手の心に響く声を出す
人と話をしている時に相手の言っていることがスッと入ってきやすい人と、入ってきにくい人がいると思います。
入ってきにくい人の特徴は、
・声が軽い
・声が震えている
・早口である
などでしょうか。
ちなみに私自身もどちらかと言うとこちら派でした(笑)
声に重みを出す
まず、声に重みを出すためには、身体にある3つの腔に通り道ができていることが重要となります。
その3つの腔とは、 「口腔」「胸腔」「腹腔」です。
これらの3つの腔を通すことで、お腹から声が出るようになり、重みのある声が出せるようになります。
仙骨を立てる
反り腰の方は、仙骨が地面に対して平行に近づくので腹腔が必要以上に広がります。
この場合、胸腔は狭くなるので、結果的に3つの腔の通り道が狭くなります。
このことから反り腰の方は、比較的に声は軽くなりやすいです。
また、反り腰とは反対に腰が丸まり過ぎている方は、腹腔が潰れるので3つの腔の通り道が狭くなり、重みのある声は出なくなります。
聞き手の心にスッと入る声を出すためには、「仙骨を立てる」ことをおすすめします。
仙骨が地面に対して垂直に近づくことで3つの腔を通すことができます。
これにより、重みのある声が出せるようになります。
ぜひ、仙骨を立てた時とそうでない時での声の響き方の違いを確かめてみてください!
足が冷える・攣る・むくむ人は「◯◯」が癒着している
ここ数日は暖かいですが、これから寒くなる季節がやってきますね!
寒くなるとよく耳にするのは、
「足先が冷える」「足をよく攣る」「夕方になるとむくむ」 です!
今回は、そんな足の三大症状にお悩みの方に必見の記事です!
さらに、うまくいくと足がはやくなるかも?(笑)
❏三大症状の原因は?
このような症状が起こる原因は、循環・栄養障害です。
その中でも「循環障害」に注目します。
足が冷える・攣る・むくむのは、下腿の筋肉がポンプの役割を果たして、血液を心臓に送り返せないことで生じます。
つまり、下腿の筋活動をよくすることで循環も改善すると言えます。
❏筋活動が悪くなる原因
隣り合う筋肉同士がそれぞれ自由に動かせるかどうかが筋活動を良くする上で重要となります。
筋同士が癒着してしまうと筋本来の力が発揮できなくなります。
❏足の三大症状の方は「築賓」が癒着している
ツボに「築賓(ちくひん)」という場所があります。
具体的には、腓腹筋とヒラメ筋が合流してアキレス腱となる手前のあたりです。
緑の矢印のあたりです。
私はツボをよく知りませんが、自分の身体で実験している時に見つけました。
みなさんも触ってみてください!気持ちよく感じると思います。
築賓が癒着すると、腓腹筋とヒラメ筋の滑走性が悪くなり、本来の収縮が発揮できなくなります。
これにより、下肢の循環障害が生じ、三大症状が起こるのです。
❏「築賓」の癒着をとる
三大症状の改善には「築賓」の癒着をとることをおすすめします。
「築賓」の部分を軽くさするだけでもいいです。
また、このあたりの筋肉をつまんで持ち上げ、左右にずらしてください!
間違っても強い力で押さないでください!
強く押すことで余計に筋肉を固めてしまい、逆効果です。
❏スポーツ選手にもオススメ!
築賓の癒着をとると、膝・足関節の動きも良くなり、パフォーマンスの向上にもつながります。
ぜひやってみてください!
右打者と左打者のテークバックの違い
こんにちは。
スポーツ動作改善・身体専門トレーナーの室田です。
今回は右打者と左打者のテークバックの違いについてお話します。
なぜ右打者と左打者でテークバックに違いがあるのか?
なぜ違いが出るかというと大きくは内臓の位置関係によるものだと考えます。
その中でもとくに「肝臓」が大きく関与します。
実は、肝臓は約1〜2.5kgあるのです。
これは、だいたい体重の1/50です。
これだけの重さがある肝臓が主に身体の右側に位置します。
右打者のテークバック
右打者は、肝臓が右側に位置するので、体重が軸足に残りやすくなります。
構えの段階からバットが低い位置にあると、スイングの時に軸足に体重が残りすぎてしまい、アッパースイングになりやすくなります。
なので、右打者の理想はグリップを「上→下」に下ろすことが理想です。
さらに、上→下に下ろすことで肝臓の「重み」を利用し、バットを勢い良く落下させることができ、スイングスピードも向上します。
グリップが高い位置から低い位置に移動しているのがわかると思います。
また、右打者の選手は構える際に、肩の上にバットを置いてから構える選手が多いです。
肩の上にバットを置いてからの方が、バットを高い位置に持っていきやすいためだと思います。
左打者のテークバック
左打者は右打者とは反対で、肝臓が右側に位置することで、着地足に体重が乗りやすくなります。
着地足に体重が乗りやすい状態で、右打者と同じように「上→下」に振ろうとした場合、肝臓の重みで投手側に身体が流れ、突っ込んでしまい、必要以上にダウンスイングとなります。
なので、左打者のテークバックの理想は「下→上」です。
柳田選手の場合は、グリップが一度下がってからもう一度上がります。
まとめ
解剖学・物理学的に考えると、
右打者は「上→下」
左打者は「下→上」
にテークバックすると効率的です。
しかし、全員が全員この法則どおりのテークバックをしているかというとそうではありません。
例えこの法則とは逆のテークバックをしている選手がいたとしても、結果を出せている選手はテークバックの前後の動きでうまく調整しています。
現在結果が残せていない方は、まずテークバックから変えてみるといいかもしれません!